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音古痴新 overrising.exblog.jp

音楽中心に


by overrising

にゃんまで尿管結石

最初「にゃんこさんまで尿管結石」というタイトルにしようとしたんだけど、「にゃんこ、さんまで」と読めるのでやめた。句読点入れるのも変だし。日本語ムズカシー。

私が激痛にじたばたして救急車を呼んだら病院で「尿道結石です」と言われたのが一年くらい前。

さてある日、家に帰るとねこさんがトイレで頑張っている。いつもならトイレ中に顔を覗き込むと「見んなよにゃ〜!」と言ってプイッを顔をそむけるのだが、その時は何故かじっと私の顔を見て「にゃ〜」とか細く啼いた。がんばってはみたものの、おしっこがでないようだ。諦めて、外で体をなめなめして、またトイレで頑張る。そして私の方を見て「出ないんだにゃ〜! 困ってんだにゃ〜! なんで出ないんだにゃ〜??」と訴える。

この症状に気がついたのがもう夜。慌てて近くに夜間受け付けてる動物病院がないか探したが、結構遠いところにしかない。電車に乗ったらぎゃ〜ぴ〜騒ぐだろう。仕事も忙しいんだがこれはもうしょうがない、明日朝一番でかかりつけ医に見てもらおう。にゃんこは10分おきにトイレに行って頑張っている。いつもなら走り回っているのに、動きが緩慢だ。

流石に大人になってからはないけど、子供の頃学校の帰り道、何故か急にトイレに行きたくなることがあったなぁ。早く帰りたいんだけど、あんまり大きな動きをすると漏れちゃいそうで、もどかしくものろのろせかせかという相反する動き方になっていた。同じ動きをねこがしている。可哀想だけどどうしていいのかわからない。とにかくちょっと待て、もうすぐ夜が明けるよ。

なんとか一番最初に視てもらおうと、動物病院の始まる30分前からドアの前に並んだ。このところの温かい陽気で救われた。にゃんこも外に出て気がまぎれたのだろう、すっかりトイレのことは忘れているようだ。
にゃんまで尿管結石_b0036733_211986.jpg

診察の結果はやっぱり尿管結石だった。半日入院して夜家に戻ると、大暴れにゃんこがすっかり大人しくなっていた。おしっこはちゃんと出る。でも大人しい。

少しは大人しくなってくれないものか、と思っていたものの、突然こんなに大人しいとこっちも悲しくなってしまう。結石できないようにするネコゴハンの味が気に入らないのか、それとも人(猫)生の悲哀を感じてしまったのか、おしっこでない気持ち悪さが忘れられないのか。

心配していたら翌日にはケロっとまた大暴れ&おしゃべりが戻っていた。前日は単に麻酔が効き過ぎていたようだ。心配して損した。すっかり元気です。

しっかし・・・。私は今左目が「ものもらい」、歯を一本抜いたばかり(これからインプラントにする予定)、しかも健康診断の結果内科にも行かないと。そして動物病院だよ。明後日の土曜日は病院のはしごに明け暮れる予定。しかもインプラントは30万近くかかりそう。ここ半年くらいちょっといい気になって無駄遣いしまくった報いでしょうか。かすが見習って節約しないと生きて行けなくなります。病院代考えると病気になりそうにゃんにゃんにゃん。
by overrising | 2009-03-19 21:10 | ねこ