2011年 06月 16日
久々にロバート特集 その4 ギタリストだったじゃないか1
今macを使って編集してるので、窓だとジャケット並列して表示するのがうまくできてるのかわからない。大丈夫かなぁ?
そうそう、昔むかし、ろばーとすみすは一時期バンシーズのギタリストであった。その時の2枚。
正直言ってハイエナの方はあんまり好きじゃない。しかし、Nocturneの方はもう史上最高と言ってよい程の素晴らしい出来。当時の最先端を行ってたと思うし、なおかつ色褪せず今聞いても秀逸。
ギターに関して言うと、私はギタリストが基本的には大嫌いなのだ。前にも書いたかもしれないけど、10代のころ流行っていたバンドというと、途中でギタリストが前にしゃしゃりでてきて、これみよがしに「どんなもんだい」という顔をして(今で言うドヤ顔)延々とテクニック披露に精を出す。あのスタイルが嫌いだった。もっともドラムソロは好きだったから、ソロがいやというわけではない。きっとドラムソロ叩いてるドラマーもドヤ顔だったんだろうな、あんまり見えないからそんな気にならなかっただけかもしれない。
で、翻ってロバートのギターだけど、とにかく彼はテクニック披露型が嫌いな人なのだ。だからCureでもポール(とても上手い上にもともとジミー・ページのファンなので、黙ってるとテクニック披露に陥る)がドヤ顔でなにか始めようとするやいなや全力で阻止する人なのだ。だから勿論自分も決してできないわけではない(と思う)けど、やたらと難しいことをしたり顔でやるようなマネはしない。そんなのは彼の美学に反するのだ(多分、自分の希望的観測も入ってるけど)。
というわけでこのアルバムでの彼のギタープレイは、全ギタリストのお手本にして貰いたいくらい、これみよがしを排して、なおかつバンドの演奏に最大限の効果を発揮するという素晴らしい演奏になっているのだ。
それを別にしても、これを聞かずしてUKバンドのライブ盤に関して語る事なかれという名盤。ところで最近youtubeに埋め込みの欄が見つからないね・・・、ってことでここをクリックしてみてちょ。
by overrising
| 2011-06-16 13:00
| music : the cure