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やたらと気の毒がる人は・・・

大部前になるけどある盲目のピアニストが有名コンクールで優勝した時の事。
普段全くクラシックを聞かないはずの人が私に話しかけてきた。
彼女は私がクラシックに詳しいと信じ込んでいた。
いつもやたらと同情する人で、その時もさかんに
「目が見えないのにすごいコンクールに優勝したんだよ、凄い事だよね? 同じ日本人として応援しないといけないでしょ?」とまくしたてるように言っていた。

普通に考えればわかると思うけど、演奏の好き嫌いは「良い悪い」や「うまいへた」とは全然違う。
ポリーニが好きか、アシュケナージが好きか、それは好みであって、好きじゃなくてもどっちも凄いピアニストであることは言うまでもない。ちなみに私は断然ポリーニ派。

で、正直私は「盲目のピアニストだから」という理由で彼の演奏を聴きたいとは思ってなかったわけ。
でもそれを彼女に言っても絶対理解しないだろう、とにかく面倒な人だったし、適当に話しを濁しておいた。
すると「CD買ったから貸す。絶対聞いて!」と言う。
クラシックのCDなんてお前初めて買っただろう? まぁそれはいいけど、CD借りたら返さないとならないじゃん? でもなるべく会いたくないし、会えば「どうだった? どうだった? 良かったでしょ、絶対良いはず。良くないなんて言ったらあんたは差別主義者!!」と言われる事も確実。

あんたの方が差別してないか?
盲目だから可愛そう。応援しないと絶対いけない、だって気の毒だから、ってその理論、それこそ差別そのものだよ。
と、思ったけど言わない。本当にそいつ、そういうことが理解できないバカだから。

その当時は周囲みんな「困った奴だよね」という感じで生暖かく接していたけど、最近この手の「あの人可哀想だから応援しなくちゃ、弱い人を応援してるアタシ、優しい!」とても思ってそうな人が増えまくってる気がしてたまらない。

本当の意味で普通に勝負させてあげない方が余程差別だと思うんだけどね。ハンディのある人に優しくする事と、その人の成果を評価する事はわけないといけないんじゃないかね。

あと「女性を活用する」っていうけど、「この部署の何%は女性にしないといけない」みたいなのはして欲しくない。やっぱり普通に試験なりなんなり、適性な人を選ばないと。少数派優遇ってすごい危険だと思う。

なんてことを今日のニュースを見ながら思い出した。
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by overrising | 2014-02-05 12:31 | 戯言 | Trackback | Comments(0)