2009年 05月 07日
休みの朝は当然ゾンビ映画見るだよ : ダイアリー・オブ・ザ・デッド(DIARY of THE DEAD)
大学生達が自主映画を制作していると、ラジオから「人がよみがえって来てさぁ大変」というニュースが聞こえて来る。なんだかんだあって数名がバンに乗り込んで、ゾンビを振り切りながら実家を目指す話。
この間の出来事をずっとカメラに撮影して、それをyoutubeにアップしたり、なかなか今な感じだ。「ニュースは信用ならん、俺らが真実を伝えねば!」なんて決意もする。しかしそれは正義感なのか? 撮影に夢中で襲われている仲間を救うのは後回し、カメラを通す事によって現実感が薄れている。目の前で起きていることよりも、youtubeで「東京でもゾンビ大量発生で大変です!」なんていう映像を見て確認した事の方が真実味を感じるあたり、今の社会に対する嫌みのような気もする。いろんな要素がからみあい、いろんな解釈が可能な点でさすがロメロという印象。 ゾンビも奇をてらったものではなく非常にオーソドックスで良い。
ただまぁ、ゾンビ映画としては怖くないし、驚かないし、緊迫感もないし、その点でかなり不満が残ります。社会派映画(メディア批判、反戦など)としたら結構考えさせられる気もしたけど、そういうのを求めてる人が果たしてゾンビ映画を見るかなぁ?? みね〜だろ〜な〜。
ってかあたちはもっと単純に死にそうに怖くて一人でもうっかり「きゃあ〜〜」と言いたくなっちゃう様な映画が見たいだけなんでちゅう〜〜<涙>。
by overrising
| 2009-05-07 23:00
| 映画<ホラー>