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音古痴新 overrising.exblog.jp

音楽中心に


by overrising

hotrats 来日公演

2010年最初のライブとなったのはhotratsでした。
ちょっと前に日本先行発売でCDが出たのだけどまだ買ってない、というか、3件CD屋まわってどこにも売ってなかったのだ(それも比較的大型店なのに)。まぁこんなもんだ。もうCD屋には期待できないのだろう、寂しいことだけど。

前座はランナーズハイという日本のバンド。全曲英語はちょっと厳しいんじゃないか、よくある日本語+英語ちゃんぽんくらいのほうがいいと思う。海外に出るなら別だけど。
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I Can't Stand It (Velvet Underground) で幕開け。ギャズが相変わらず美しい。
90年代前半、世界一可愛いのはTim(シャーラタンズ)だった。世界一かっこいいのはRat(ネッズ・アトミック・ダストビン)だった。で、世界一ハンサムなのはギャズだった。ギャズは今でもほぼ世界一ハンサムだといえるな。ダニーとのほのぼの仲良しコンビも健在。普通、バンドの別プロジェクトって、違う人と組みそうだけど、彼らはいつも一緒なんだよね。ダニーも若々しかったな。

Hotratsはいろんなバンドの曲をコピーする、まぁお遊びのバンドだ。だからCD聞いてなくても結構知ってる曲がいっぱい。
Roxy MusicのLove Is the Drugはよかったなぁ。曲は好きだけど、ブライアン・フェリーの声がダメ(キモイ)で受け付けなかったけど、ギャズが歌うとこんなにかっこいいのね。
David Bowieも声がダメ、ギャズが歌うとこんなにかっこいい。
Sex Pistolsも(別にピストル図は嫌いではないけど)ギャズが歌うと数倍かっこいい。
そしてなにより一番最後の曲が The Lovecats でした~~、ぱちぱちぱち。心得てるなぁ。ってかCUREの曲をこんなにかっこよくカバーするなんてギャズしかいない。
アンコール1曲目にBeatles、そして最後の曲はセルフカバー、 Caught by the Fuzz (Supergrass) だった。

短い時間だったけど、お客さんも小さい箱に満員でもなかったけど、でもやっぱり最高。途中ダニーが流血(まめがつぶれたそうだ)して「アイム ブリ~ディング」と騒いでいたら(服~パジャマ、きついと言っていた)もかなり血だらけになっていて客席も結構ひいていた)、ギャズが負けじと「アイム ブリ~ディング つ~」と言ってました(これはたいしたことない、多分ささくれ程度)。相変わらず二人で喋る喋る、何言ってるのか全部はわかんないけど、わかんないときでもほんわか仲良しさん振りで可愛い。たまらん。
「日本に来るの4年ぶりだよね」「え? そうだっけ?」のあとで「今度はすぐ来るよ」と言っていました。今年の前半は(去年はあんまり見たいバンド来なかったのに)いろいろ来日しまくり状態で、ちょっと「どうしようか」考えたけど来て本当によかった。そのためあれやこれは諦めたりしたけど(なかなか見たいバンド全部行けるわけではないのです)、やっぱりギャズは次来たとき忙しくても絶対見に行こう、と誓ったのでした。
by overrising | 2010-01-10 22:14 | music : UK/US