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音古痴新 overrising.exblog.jp

音楽中心に


by overrising

本当にどうでもいいたわごとです。

長いぜ。

今日思った事。

某駅を降りると駅前に必ずビッグ・イシューを売る人が立っている。それを見て思いだした。

私が子供の頃はホームレスなる言葉なんてなかった。その代わりに使われた言葉は物乞い(もしくは古事記~勿論漢字違います~)。私はずっと東京の海から離れた方に住んでいたんだけど、小学校の時ちょっとだけ海の近くに越したことがある。その時、「佃の鉄チャン」という言葉を始めて聞いた。下町では物乞いのことをそう呼んでいた(その辺だけかもしれないけど)。多分佃島に多くいたのではないかな、そしてきっと鉄を拾って売っていたのかな、と想像する。彼らはマンホールに住んでいた。そして学校では「隣の小学校の生徒がマンホールの中に石を投げて鉄っちゃんが大怪我したらしい」という噂が時々流れた。本当なのか嘘なのかわからなかった。第一私は鉄っちゃん自体見たことがなかった(でも同級生の何人かは本当に見たというのでいたことは間違いないらしい)。

マンホール、ってのも最近見ない。昔はあったんだけどなぁ。なんであったんだろう?? だいたいマンホールって凄い言葉じゃない? 人間穴?? マンホールって何に使ったんだろう??

物乞いというと、新宿駅を思いだす。子供の頃、新宿に行くと腕とか足とかがない人がハーモニカとか吹いたりして募金箱を前に置いていた。戦争でそうなったと言われていたけどそれもまた本当かどうか定かではない。自分の体の不具合をわざと見せている事が怖かったので、見ないように走ってその場を去ったのを覚えている。まぁ今の若い人は知らないよね。

休話閑題、そのビッグ・イシューの人の立っている駅からバスに乗って3つ目位の所に小さな町のレコード屋がある。あのHMVですら買収の噂されるCD不況の今日この頃、こんな町の古びたお店が良く頑張ってるなと思って横目で見ていたが、今日通り掛かると閉店の文字が。

大人になると、欲しいものを買うために電車に乗ってどこかに行くのは当然のことだけど、子供の頃、私はお小遣いがちょっと溜まると家から歩ける所のレコード屋に行くのが楽しみだった。中学2年位から友達と原宿や渋谷に行くようになったが、それまでは電車に乗るのは模試を受けに代々木に行くだけだったし。だいたい渋谷に遊びに行っても、そこでレコード買うことはなかったな、だってまでタワレコもHMVもなかったし。そういうレコード(CD)大好きな子供だってまだいるだろう(いるか?)し、町の小さなお店(CDに限らずね)がなくなるのは必然とも思えるけど寂しいもんです。

ところでここのところ家に帰ってPCをつけると、こうしてサイトの閲覧とか書き込みは出来るんだけど、CDドライバーを別なことに使用してるのでなかなかCDをPCに取り込めないのだ。取り込んでiPodに入れないとゆっくり音楽を聴けないので、更新も滞っちゃう、という状況。相変わらず言い訳でしかないけどあと2,3日で用事も終了の予定なのでそしたらばしばし更新…するであろうぞ、っと。
by overrising | 2007-10-22 22:18 | 戯言