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音楽中心に


by overrising

人間椅子 / 真夏の夜の夢

人間椅子 / 真夏の夜の夢_b0036733_21503163.jpg先週イアン・ブラウンを見に行く前に予習大会だったのだけど、今週は人間椅子の予習大会。これは去年出た現状の最新作。あ、私はものすごいファンってわけじゃなくて、CDもそんなに持ってないし、詳しいわけじゃないのでなんかおかしな意見を書いたとしてもお見逃しを。

人間椅子を最初に知ったのはいかてんだから、相当前ではある。イメージとしては「キングクリムゾンっぽい」とか「変な格好してる」とかだったなぁ。ドラムが年中変わってるけどギターとベースはずっと一緒。津軽弁の発音が面白い。

こうして聞いていると、どこかに書いてあった「キングクリムゾンというよりハードになった美狂乱」という方が当たってる気がする。ハードロック+プログレ+パンク、でもすごくポップ。

1曲目(夜が哭く)から7分を超えるもの、オープニングにふさわしく「らしい」曲になっている。
9曲目(世界に花束を)も8分を超える大作、これは異色作と言えるのかなぁ、演奏+語り(手紙を読んでいる台詞になっている)。これはこれで面白いけどライブだとどうなるのか楽しみ。
10曲目(膿物語)いや~、これ大好き。めっちゃ好き。「うっみ~が~にょろにょろり~」のメロディと、「うっじがわくっ」+「ぎゃ~」の雄叫びの入り方とか異常に大好き。ハードでポップの本領発揮。
次の曲(肥満天使)がまた笑える。
この曲を聴いた後、私の頭の中には満面の笑顔をたたえたひ●し様が…。こんな歌詞です。
「ブタは脂身牛は霜、 <中略>、あんこで舌をととのえて、〆のラーメン忘れずに、はい、食っても食っても食っても食っても足りない足りない」
ま、ひ●し様は肥満じゃないけどどうしても頭から顔が離れなくて困る、テーマソングにして欲しい。
ラストはやたらとプログレ展開な曲(どっとはらい)、「らしく」始まって「らしく」終わったとっても人間椅子なアルバム。ライブで聴くの、楽しみです。
by overrising | 2008-03-12 22:45 | music : UK/US以外の国